役立つ知恵が“輪”に。スーパーのビニール袋を2秒で開ける装置 冬場に増える「ビニール袋が開かない」課題を解決 買い物客のコロナ感染リスク、待つイライラやストレス解消にも貢献
※記載の情報はリリース発表時のものです。
報道関係者各位
2021年11月4日
株式会社アプリコ
役立つ知恵が“輪”に。スーパーのビニール袋を2秒で開ける装置
冬場に増える「ビニール袋が開かない」課題を解決
買い物客のコロナ感染リスク、待つイライラやストレス解消にも貢献
日用品の商品開発をプロデュースする株式会社アプリコ(東京都世田谷区、代表取締役:金子 修)は、スーパーマーケットなどに設置されているロールビニール袋がなかなか開けられない買い物客が多く、店舗の改善課題となっていることに着目し、ロールビニールに取り付け、普段どおりにつまんで引っ張るだけのわずか2秒足らずの動作で、ビニール袋が開いた状態で取り出せる開口装置「開けるさん」を開発しました。
店舗では濡れフキンなど、多くの人がふれ、コロナやインフルエンザなどの感染リスクがともなう備品が不要になり、衛生的な環境が保てます。また、包装台の混雑緩和にもつながり、お客様のストレスを軽減する効果も期待されます。
特に手指が乾燥しがちでビニール袋の開口に苦労するこの冬場に向け、全国のスーパーマーケットを中心に本日11月4日より本格的に提供することをお知らせいたします。
●空気が乾燥する季節、スーパーのビニール袋の開口に2人に1人が苦慮
「スーパーのビニール袋、乾燥する冬は2人に1人が自力で開けられない」という買い物客の実態が、ウェザーニュースの調査(*)で判明しています。30歳を超え年齢が上がるほど「手を湿らせないと無理」という回答が増え、備え付けの濡れフキンやセロテープを利用するほか、購入品の冷凍・冷蔵品をさわって湿らせるなど対応しています。
またコロナ禍においては、不特定多数の人がふれる備え付けのフキンなどの使用は、新型コロナウイルスの感染リスクの高さが心配されます。
(*)ウェザーニュース 「冬はスーパーのビニール袋を開けられる?」(2019年1月21日~22日実施、回答10127人)
●アイデア発案~開発に2年、極小部品にもこだわりハンドメイドで製造
「開けるさん」は、スーパーマーケットで、特に年配の買い物客がビニール袋の開口に非常に苦労しているのを目にした代表取締役の金子修が開発を決意しました。28年にわたる日用品開発のノウハウを元にアイデアから部材調達、開発までをひとりで担当、開口メカニズムの解析、実証実験を2年越しで行ない、アイデアどおりの商品化に至ったものです。
特殊ゴム弾性のある樹脂ロープ、独自バネ構造、極小ローラー部品を用いるなど、独自開発の部品も駆使し開発、そのこだわりからすべてハンドメイドでチューニングを行ないながら製造しています。
●つまんで引っ張るだけ、開けるための動作は不要。次の袋もスムーズに取り出せる状態に
部品のこだわりは、誰にも簡単に素早く開口できる容易性を追求した証でもあります。その結果、普段どおりにロールビニール袋をつまんで(装置の近くを持つ)引っ張る2秒足らずの動作でビニール袋の開口を実現、取り出した後の口を開ける動作が不要になり、購入商品が速やかに包装できます。
その際、次に続くビニール袋の端がつまみやすいように持ち上がるため、さらに取り出しやすい状態が続いていきます。ともすれば包装台の混雑を招くビニール袋の課題解消で、買い物客のストレスを軽減し喜ばれる店舗運営を支援します。
<商品概要>
商品名:ロールビニール開口装置「開けるさん」(特許取得商品)
(1) 弊社開発の特殊ゴム弾性樹脂ロープを搭載
(2) 新開発のバネ構造及び特殊加工
(3) 一台ずつ全てハンドメイドで組み立てとチューニング
(4) 重要な部品は日本製
(5) コンパクトで軽量
寸法:幅 4.8cm 縦 3.8cm 厚さ 1.5cm、重量:23g
※ロールビニール袋の本体への設置は、「開けるさん」のローラー部分をビニールを引っ張る方向にあわせ取り付ければ完了です。
ホームページで使い方の動画がご覧いただけます。
https://aprico.jp/product
提供開始にあたり、テスト導入を希望されるスーパーマーケットを募集いたします。
下記より詳細お問い合わせ、お申込みいただけます。
問い合わせフォーム https://aprico.jp/profile
問い合わせ電話番号 090-1059-0125
「日用品を通じ“新しい感動”を提供する」
代表取締役 金子 修 プロフィール
神奈川県海老名市 出身/東京都立大学工学部機械工学科卒業
日用品の商品開発に関わること28年、依頼されたテーマから湧き上がるアイデアの商品化に奔走。製造工場の開拓や品質管理など市場展開に至るあらゆる領域を対象に事業を展開する。
これまでテニス用品などスポーツ分野からペット用品、100円ショップで販売されるアイデアグッズなど、ジャンルを問わず多数のアイデア商品、特許取得商品の提案、開発に携わる。
ネイティブレベルの中国語など語学力を活かし、アジア圏での工場開拓をはじめ、量産化の体制構築実績も多数。日用品を通じ、常に“新しい感動”をつくり続けている。
<株式会社アプリコについて>
設立:2012年3月2日
主な業務:
(1)日用品のアイディア提供、商品化への開発・設計、製造、販売
(2)日本、中国、台湾における工場開拓、契約、折衝、品質管理のコンサル
企業サイト: https://aprico.jp/