sMedio、Zhejiang Huafon ESS Technology Co., Ltd.と戦略提携し日本の再生可能エネルギー市場へ参入
※記載の情報はリリース発表時のものです。
報道関係各位
2024年2月14日
株式会社sMedio
sMedio、Zhejiang Huafon ESS Technology Co., Ltd.と戦略提携し
日本の再生可能エネルギー市場へ参入
株式会社sMedio(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩本定則、東証グロース:3913、以下 sMedio)は、Zhejiang Huafon ESS Technology Co., Ltd.(本社:浙江省杭州市、以下、Huafon ESS)と戦略的パートナーシップ契約を締結し、日本の再生可能エネルギー市場への参入第一弾としてHuafon ESS社の電力貯蔵システム(以下 ESS)の販売を2024年1月下旬より開始しました。
本契約により、sMedioはHuafon ESS社が提供するESS製品の日本国内における販売、マーケティング、設置、サポート、保守を行うことが可能となります。また、Huafon ESS社とsMedioは、両社の強みを生かした今後の製品開発・事業開発における協業を拡大していきます。
近年、環境問題は世界共通の課題として認識されており、カーボンニュートラル(CO2排出量ゼロ)を実現する上で、再生可能エネルギーの導入は重要な役割を担っております。日本では、太陽光、風力、水力、地熱などの再生可能エネルギーの比率が2022年時点で20%を超え、年々増加傾向にあります。
世界全体が脱炭素社会の実現に向けて動き出す中、電力需給調整やBCP対策などを目的としたESS(電力貯蔵システム)の導入が不可欠となっています。
Huafon ESS社は、商業・産業用ESS、住宅用ESS、ポータブル型ESSまで全てのラインナップをカバーしています。さらに、Huafon ESS社は自社でインテリジェントEMS – Moose Platformを開発し、包括的なエンドツーエンドのバッテリーライフサイクル管理を実現しています。
sMedioは、Huafon ESS社がsMedioの日本再生可能エネルギー市場参入にとって重要なパートナーであると認識し、今回の契約を締結に至りました。
第一弾として、オールインワンESSとなるIC1シリーズを日本の産業市場向けに2024年1月下旬より販売開始しています。
株式会社sMedio 代表取締役社長 岩本 定則のコメント
「中国有数の企業グループであるHuafonグループの子会社であるZhejiang Huafon ESS Technology, Co., Ltd.社と戦略的パートナーシップを締結し、産業用蓄電池システムの販売を皮切りに日本の再生可能エネルギー市場に参入できることを光栄に思います。」
Zhejiang Huafon ESS Tehcnology, Co., Ltd. ゼネラルマネージャー Shunke Zhangのコメント
「sMedioと戦略的パートナーシップを締結し、日本のエネルギー貯蔵市場の拡大に向けて協力できることを光栄に思います。当社の提供する蓄電システムは、日本のカーボンニュートラル目標の達成に重要な役割を果たします。sMedioと協力し、日本市場に優れた競争力のある蓄電システムを提供し、2050年までにカーボンニュートラルを達成するという日本の目標に貢献できることを楽しみにしています。」
<Huafon ESS社の産業用リチウムイオン蓄電システムのラインアップ一例>
IC1シリーズ オールインワンタイプ
【特長】
●高容量:蓄電容量は最大92kWhまで搭載可能
●高出力:最大33kVA
●長寿命・低劣化:充放電6000サイクル終了時、バッテリー残量は定格容量の80%以上
*使用環境 0.5C@25℃
●管理機能:独自の蓄電管理システムにより、セルからシステムレベルまで各階層レベルでの電池情報を集約、EMSから常時蓄電システムの制御・状態確認が可能
【株式会社sMedioについて】
sMedioは2007年の設立以来、マルチメディアやワイヤレス接続技術に関するソフトウェア開発で高い評価を得ているソフトウェア開発会社です。
「デジタルトランスフォーメーションの加速」をミッションに掲げ、近年では人工知能(AI)を活用した映像解析やIoTプラットフォーム製品、セキュリティ関連技術など事業領域を拡大しています。また、これまで培ってきた技術やノウハウを活かし、脱炭素化に向けたソリューションを提供することで、再生可能エネルギー事業に参入します。
【Zhejiang Huafon ESS Technology Co., Ltd.について】
Huafon ESSは、中国トップ500企業体であるHuafonグループの子会社で、国際的な新エネルギー技術企業として、研究開発、製造、販売、サービス提供をさまざまな分野で展開しています。エネルギーをより安全に、より効率的に、よりクリーンにすることを使命とするHuafon ESSは、統合エネルギー・インテリジェント・オペレーション・サービス・プラットフォームの構築に専念しています。「ハードウェアとソフトウェアの統合」という理念のもと、革新的なエネルギー貯蔵技術とシステムソリューションに深く取り組んでいます。同社の製品ポートフォリオは、商業・工業用エネルギー貯蔵、住宅用エネルギー貯蔵、エネルギー管理システム(EMS)、屋外電源ソリューションなど、さまざまな分野に及んでいます。さらに、自社開発のインテリジェントEMS「ムース・プラットフォーム」を通じて、新エネルギーのライフサイクル全体を包括的に管理しています。
※このニュースリリースに記載されている会社名および製品・サービス名などは、各社の登録商標または商標です。